肌の乾燥やかゆみに加湿器は効果ある?正しい使い方

乾燥肌

肌の水分の蒸発は、湿度が何%から起こるかご存知ですか?

室内の湿度が下がり、肌が乾燥するとかゆみを生じることもあります。湿度の低下は肌の乾燥やかゆみに大きく関わっています。

加湿器は乾燥している室内の湿度を上げてくれるとても便利な器機です。

加湿器の役割は、室内を快適な湿度で保ち、肌の水分の蒸発を防いで、肌を乾燥させないことです。加湿器を上手に活用すれば、かなりの乾燥対策になり、快適に過ごすことができます!

逆に乾燥する・・という人は使い方が間違っているのかもしれません。

正しい使い方を知り、美肌を育てましょう。

 

肌の乾燥やかゆみの原因

 

私たちの皮膚の一番外側にあるのが角質層です。皮膚表面の薄い皮脂膜と、角質層が皮膚に触れるすべてのものから体を守り、皮膚内部からの水分の蒸発を防いでくれています。この働きを「バリア機能」といいます。皮膚が乾燥するとバリア機能が低下し、外からの刺激が入り込みやすくなり、小さな刺激にも反応するようになります。更に乾燥が進むとかゆみが生じたり、炎症が起きたり、肌トラブルを起こします。

角質層は角質細胞角質細胞間脂質(セラミドが4割)で構成されています。セラミドの水分保持機能や角質細胞にある天然保湿因子(MNF)などが、肌の潤いをキープしてくれています。

このように、私たちの肌にはもともと水分を守る保湿成分があります。通常、健康な肌の角質層には約30%の水分が含まれています。それが損なわれ水分量が減ると、乾燥肌になります。そしてバリア機能が低下し、外からの刺激に敏感になり、かゆみなどの肌トラブルが起こる乾燥性敏感肌などになります。

アトピー性皮膚炎の人は、もともと角質層のセラミドの量が少ない傾向にあるといわれています。乾燥性敏感肌の人は、水分量の減少で肌トラブルにつながっています。

どちらのタイプも水分量が関係するので、セラミド配合の化粧品で補給することをおすすめします。

 

乾燥肌は油分がない肌、ではなく水分が不足している肌のことです。
保湿とは「水分の維持」です。

 

肌の乾燥やかゆみに加湿器は効果ある?

 

 

肌の乾燥やかゆみの原因には紫外線ダメージ、生活習慣などいくつかありますが、その中でも大きな要因の1つが空気の乾燥による湿度の低下です。

私たち人間の肌は空気が乾燥して湿度が30%以下になると、角質層から水分が蒸発しやすくなります。バリア機能がしっかり働いている健康な肌であれば、肌内部の水分は湿度が0%になっても蒸発しません。しかし、乾燥状態が続きバリア機能が失われると、肌荒れやかゆみが生じます。

空気が乾燥すると湿度が低下し肌が乾燥します。

 

室内の湿度が低下するとどんな影響がある?

  • 喉が乾燥し、喉にウイルスが付着し風邪を引きやすくなる。
  • 花粉やウイルスが飛散しやすくなる。
  • 乾燥した空気は、インフルエンザウイルスなどの活動が活発になる。インフルエンザは湿度が50%以上になると繁殖できないといわれています。
  • 肌の水分が蒸発し、肌が乾燥する。乾燥が続くとかゆみなどの症状がでる。
  • 体も肌も不調になる。

 

人間が快適に過ごせる温度と湿度とは?

室温
夏季25~28℃
冬季18~22℃

湿度
夏季は55~60%
冬季は45~60%

 

快適な湿度になるとどうなる?

  • 風邪やインフルエンザの予防ができる。
  • 肌の水分の蒸発を防ぐことができる。
  • 肌のターンオーバーが正常に働き、肌の状態もよくなる。
  • 肌が外からの刺激を受けにくくなる。
  • 乾燥によるかゆみがなくなる。
  • ストレスなく快適に過ごせる。

 

加湿器の役割は、風邪やインフルエンザの予防をすること。部屋の湿度を快適に保つこと、肌の乾燥を防ぐことです。

 

よく蒸気を肌に直接当てて、保湿になると思っている人がいますが、
加湿器は肌の水分量を増やすものではありません。
肌の水分を逃がさない環境を作り、乾燥を防ぐことです。
肌の水分量は普段のお手入れの中でしかできません。

 

加湿器を使う際に、加湿方法によってはデメリットになることがあるので注意が必要です。

正しい使い方

 

 

加湿器の種類は4つあります。

 

スチーム式 

  • (加熱式)水を沸騰させ蒸気を噴出

超音波式 

  • 超音波で振動で水を蒸気に変え、ファンで空気中に広げる

気化式

  • フィルターに水を浸透させ、ファンで気化させながら加湿する

ハイブリッド式

  • スチーム+気化、スチーム+超音波など、2つの良いところを合わせ持つ加湿器

 

加湿器の正しい使い方

 

加湿器は、快適に過ごすにはとても便利な器機ですが、使用する際に注意しなければならないことがあります。

 

加湿器の設置場所

部屋の中央に置く。
結露やカビ防止のため窓や壁、家具、カーテンの近くには設置しない。
換気扇、出入り口付近は避ける。せっかくの蒸気が出て行ってしまいます。

 

毎日の水の交換、タンク内の掃除

使用する水は必ず水道水を使う。どの説明書にも記載されていますが、タンクに雑菌が繁殖すると、部屋中に雑菌をまき散らすことになります。水道水には水をきれいにするために微量の塩素が含まれています。水の中の雑菌などを殺菌をするためです。その微量な塩素が加湿器の給水タンクに入った雑菌の繁殖を抑えてくれます。ただ、時間が経つと塩素は抜けてしまうので、毎日水の交換が必要になってきます。
ミネラルウオーターや浄水器の水には塩素が含まれていないので、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。空気中に広がり肺炎やレジオネラ症にかかってしまう恐れもあります。

スチーム式、ハイブリッド式は水を沸騰させて噴出するので、殺菌効果があり、衛生的です。

 

加湿器の蒸気は肌に直接当てない

先述したように、加湿器から出る蒸気はただの水なので、肌の保湿にはなりません。蒸気を直接当てることで肌に付着した水が蒸発し、肌内部の水分まで一緒に蒸発してしまいます。セラミド入りの保湿効果のある化粧水や美容液で水分補給をして下さい。

 

適正な湿度設定

湿度が70%を超えるとカビが発生しやすくなるそうです。
カビの胞子が体内に入って病気を引き起こすおそれもあるので、室内の湿度の管理やカビ対策は注意が必要です。湿度は40~60%が快適設定です。

 

私たちにとって湿度を保つことは、体にとっても肌にとても大切なことです。

 

まとめ

 

 

空気が乾燥することで、肌の内部の水分が奪われ、肌が乾燥します。そしてバリア機能が低下しかゆみなど肌トラブルが起こります。バリア機能の低下で肌の老化も進んでしまいます。快適な温度と湿度でストレスなく快適に過ごすために加湿器を利用するのも1つの方法ではないでしょうか。それが美肌にもつながります。そのためには加湿器のデメリットもしっかり知って、上手に利用していくことが大切です。

 

 

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